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機械・器具製作、修理の平和鐵工所
長州から全国に販路拡大
〜コロナ禍、設備保全・設備投資の問い合わせ増加に対応〜
産業機械の材料調達から加工・組立・仕上げ・修理までを一貫して手がける株式会社平和鐵工所(山口県下関市、代表取締役社長:柴田 寛、以下平和鐵工所https://heiwa-iron.com/)は、2020年6月より全国への販路拡大を推進します。同年5月下旬に公式ウェブサイトを刷新し、全国からの問い合わせや発注依頼の対応を強化します。ウェブサイトから無料見積もりを受け付ける態勢も整えました。
■2020年度産業機械の受注見通し 対前年度比104.5%の5兆1,613億円
日本産業機械工業会が2020年3月に公開した2020年度産業機械の受注見通しによると、2019年度の対前年度比94.5%の4兆9,409億円、2020年度は対前年度比104.5%の5兆1,613億円を見込んでいます。自然災害に対する防災・減災など、国土強靱化に関する官公需要の増加、民間需要では、環境意識が高まる中環境対応の設備・技術のニーズは拡大していくと見込まれています。 しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響により先行きは不透明な環境に変化しました。新たな投資は全体的に縮小する可能性もありますが、既存の産業機械と生産設備の補修、メンテナンスの需要は引き続き底堅く推移すると想定されています。
■2018年11月平山ホールディングスの子会社に
平和鐵工所は、2018年11月、株式会社平山ホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:平山善一、以下平山HD、https://www.hirayamastaff.co.jp/)のグループ会社となりました。鉄道会社で使用される産業機械設備、製鉄会社で使用される加工機械設備、船舶用重要機関部品などを製造しています。製缶、機械加工、組立までの業務を一気通貫で、自社内で対応できることを強みとしています。複雑、特殊な産業機械の製作を可能とする高い技術を有しています。 平和鐵工所は、従来、新規受注は70年以上にわたり、取引のある既存顧客からの紹介が大半を占めていました。新型コロナウイルス感染拡大による影響から、全国の企業から新規の問い合わせが増加しており、これらの企業は感染収束後を見据え、設備保全や設備投資に注力し、体制と基盤を整えようとしています。全国から各種設備機器のオーバーホール依頼件数も増加し、本社のある山口県から全国各地に、大型トラックによる設備機器の輸送、エンジニア社員の出張による設備点検、修理、オーバーホールの受託にも対応しています。
平和鐵工所は、販路をさらに全国へ拡大することで、平山HDグループ各社の支店、営業所との協業を推進します。前年比120%の増収増益を目指します。
■株式会社平和鐵工所について https://heiwa-iron.com/
「技術と品質で築く信頼」を掲げ、産業機械設備や加工機械設備、船舶用重要機関部品などを製造している。主要取引先は、三菱重工業、住友重機械プロセス機器、JR九州エンジニアリングなど、大手有力企業。平山HDの子会社となることで資本力に不安要素がなくなり、全国展開を推進している。グループ全体のものづくり力の強化、グループ全社員の技術力向上に向けて、「本物のモノづくり企業」として、その役割を果たすことを目指す。
・社名 :株式会社平和鐵工所
・代表 :代表取締役社長 柴田 寛
・所在地 :山口県下関市大坪本町39-10
・設立 :1946年6月
・資本金 :2,000万円
・事業内容:産業機械の製造、機械部品の製作・修理、オーバーホール、メンテナンス
・関連会社:株式会社平山ホールディングス 証券コード 7781(東証JASDAQ)