2024年6月期 業績ハイライト
セグメント別の状況
インソーシング・派遣事業につきましては、復調した自動車関連、医療機器関連、半導体製造関連、その他の製造業等からの受注・受託が堅調に進み、増収となりました。物流関連、旅客業関連、リテール関連等においては、インバウンドによる旺盛な需要が続き、既存取引先からの追加発注のみならず新規受注も好調でした。利益面では人的資本増加に伴う関連費用が増加しましたが、サービス系の利益改善等が寄与し増益となりました。
この結果、売上高は282億73百万円(前期比11.8%増)、セグメント利益は16億19百万円(前期比12.3%増)となりました。
技術者派遣事業では、受注が回復基調となりました。AI関連等に関わる新規分野において新たに取引が開始され、収益の増加に寄与しました。海外事業では主力のタイの景気の停滞が顕著でしたが、高単価顧客の在籍数を維持し増収増益を確保しました。その他事業では、国内外の現場改善に係るコンサルティングや海外企業及び教育機関からの研修案件が増加し、また、工場立ち上げ支援案件が増加しました。外国人雇用管理サポート事業も業績に寄与しました。
この結果、売上高は70億18百万円、セグメント利益は5億6百万円となりました。